掃除をしていると懐かしい中学生の頃の制服が出てきました。
着なくなった洋服などはフリマアプリで販売することもありますが、制服を売ったことはありませんし、個人で販売することには抵抗がありました。
捨てるのも勿体無いと思いネットで調べてみると、制服専門の買取業者があるということで、自分で売るよりは安心に感じられましたので、買取依頼をすることにしました。
品物は女児と男児の中学生制服、合計5点。
先日、パディピアという業者に買取依頼をしてみましたが、結果は買取不可ということでした。パディピアでの買取体験も別記事で報告していますので、よろしければご覧ください。今回は諦めずにA-SPORTSという業者に依頼をしてみましたので報告します。
《A-SPORTSを選んだ理由》
ラインでのやり取りが可能
気軽にやりとりでき、24時間受付。
取引前に買取予定金額を教えてくれる
買取金額が想定より安く、売らなければ良かった、などと思うことがない。
ここまでは前回依頼したパディピアと同様の特徴です。次からがA-SPORTSの特徴といえると思います。
買取アイテムが幅広い
幼稚園〜大学、職業制服と幅広い買取実績がある。公立学校の制服でも問題ないとホームページに記載されている。また、制服に限らずスポーツ用品やアウトドア用品も買取可能。
女性スタッフ専用査定制度あり
着ていた制服の買取査定を男性に対応されるのはチョット遠慮したいなぁ、という方には嬉しい制度。
《査定依頼》
電話、メール、FAXでの依頼も可能ですが、手軽なラインを使って依頼しました。電話以外の依頼方法は24時間受付です。ホームページにラインの友達追加ボタンがあり、ID検索する必要が無いので楽でした。友達追加するとメッセージが届き、所定項目の確認がありました。
これにわかる範囲で回答し、念のため制服の画像も送りました。ラインの友達追加後に自動返信なのかすぐに返答メッセージが届いたおかげで、「友達追加はしたけど次はどうしたらいいんだろう?」という風に不安に感じることもなく、安心できました。
《買取金額の確認》
その後の返信は2日後と遅めでした。新型コロナウィルスの影響で臨時休業日を増やし且つ時短営業をしているそうです。
ちなみに、ホームページに営業日カレンダーが記載されていましたので、やり取りのペースが想定できると思います。買取予定金額は1,000〜2,000円とのことでした。
有名学校の制服という訳でもない普通の制服ではありますが、思っていたよりも安かったです。
ただ、制服の買取は初めてなので相場もわかりませんし、前回依頼したパディピアでは買い取ってもらえなかったことを考えると、妥当な金額なのかもしれません。どのアイテムがいくらといった買取金額の内訳は教えてもらえませんでした。(質問すれば答えてくれるかもしれません。)
ちなみに、査定依頼した品物は合計5点で、女児のブレザーとベストとプリーツスカート、男児の学ランとズボンを各1 点ずつでした。
《制服の納品》
買取予定金額に納得すれば、次は制服を発送します。
「紙袋やビニール袋でもいいので、なるべく小さくしてください」という指示がありましたので、遠慮なく、普段からストックしているスーパーなどのビニール袋に入れて、破れないようにビニールテープで補強し、発送させてもらいました。
送料はA-SPORTSがもってくれるので、着払い伝票で発送します。運送会社はヤマト運輸を推奨しているとのことでしたが、家の近所に郵便局があるので、郵便局から発送させてもらいました。問題なく受け取ってもらえましたよ。
《最終買取金額の連絡〜入金》
制服が届いたであろうタイミングですぐに連絡があり、最終買取金額は1,800円とのことでした。この金額での買取に合意の旨を返信すると、その日中に指定口座に入金をしてくれました。
《パディピアで気になっていたところ》
当初依頼したパディピアを利用した際に気になっていたところを、A-SPORTSでも比較して検証していきます。
ホームページの安全性
パディピアのホームページURLは「http://」ではじまっていました。
この場合、サイト上でやり取りする内容が暗号化されておらず、外部から通信内容を読み取ることが可能だそうです。そのため、例えばスマートフォンのSafariで閲覧時、アドレス欄には「安全ではありません」という警告が表示されます。
反対に、暗号化されて外部から通信内容を読み取ることができないサイトはホームページURLが「https://」ではじまっていて、Safariのアドレス欄には南京錠がロックされているアイコンが表示されます。A-SPORTSのホームページはデータ暗号技術によって外部から通信内容が読み取れないようになっていました。
つまり、ホームページURLは「https://」から始まっていて、Safari閲覧時のアドレス欄には南京錠がロックされたようなアイコンが表示されていたということです。パディピアでも、A-SPORTSでも、個人情報のやりとりはラインで行っておりしたので問題ないと思いますが、やはりセキュリティは高いに越したことはないと思います。
古物商許可証を取得しているのか
ホームページを利用して古物を販売する場合、古物商許可証というものが無いと、古物営業法違反になるそうです。この許可証には許可証番号が振られていて、その番号は各都道府県の公安委員会ホームページで確認することができます。
パディピアの許可証番号を確認してみたのですが、所在地新潟県の公安委員会ホームページには記載されていませんでした。ただし、該当ページの最終更新日が随分と前で、情報自体が古いという可能性も十分にあり得そうだということは別記事でもお伝えした通りです。
さて、A-SPORTSの所在地愛知県の公安委員会ホームページを確認したところ、こちらはきちんと許可証番号の掲載がありました。
どちらのことからもA-SPORTSの運営に対して少なからず安心を感じることができました。
《さいごに》
やり取りが簡単で、発送資材や運賃といった無駄な経費もかからず、ストレスなく初めての制服買取を終えることができました。他社で買取してもらえなかった制服でも買取ってもらえたので、諦めずA-SPORTSに依頼してみてよかったと思います。
とはいえ、5点で1800円か‥というのが正直な感想です。わたしもこれまで知りませんでしたが、制服買取業者はたくさんあるようですので、各社の特徴をサイトなどで比較検討してみることをおすすめします。買取金額を先に教えてくれる業者にヒアリングをして、一番高い買取金額を提示してくれた業者に依頼をするという方法も一つの案としていいかもしれません。
ただ、念頭に置いて気を付けたいことは、使用済みの体操服や制服などをアダルトなマニアの方向けに販売するブルセラショップも中にはあるということです。ブルマーやセーラーのお店だからブルセラショップというそうです。もし、少しでも疑問や不安に感じることがあれば、しっかりと確認してから買取してもらうようにしたいですね。
以上、A-SPORTSの買取体験報告でした。